「ほめること」に関する考察:「あんなに褒める必要あるんですか?」と言われた話

先日紹介した高津先生の本を読みながら、過去の思い出が蘇ってきました。
特別支援学級の担任になって、2年目くらい。
教育実習生が2名、授業参観に来ました。
当時「特殊教育」はとても低く見られていた時代でした。

学校に出入りしていた保険のおばちゃんが、僕が通常のクラス担任から、
特殊学級担任になった途端に、急に小馬鹿にしたような態度になったのは、
まあ、別の話。
おばちゃんの家に世界中の不気味な蟲が集まりますように

まだ20代でしたし「特殊教育」は楽しい場所であることを伝えたい、気負いもありました。
それなりに子ども主体の授業になっていたとは思います。
ですが、授業終わって、実習生に
「何か質問ありますか?」
と聞いたところ、女子学生が開口一番(やや冷笑気味に)
「あんなに褒める必要あるんですか?」

意外な言葉に、一瞬言葉に詰まる若い頃の代表。
さあ、どうした?
次回に続く(ことはないかもしれない)

トップへ戻る