横須賀で暮らして3年間、特にコロナ禍の2年間は、ちくま文庫に本当にお世話になってます。今の自分の嗜好にちょうどフィットするような新刊を毎月出してくれるので、買わない月がない感じです。
それにしても、今月の「スターメイカー」には驚きました。
僕が中学生の頃は、ステープルドンの作品で読めるのは「オッド・ジョン」と「シリウス」だけで、中でも特に「オッド・ジョン」は素晴らしく面白かった記憶があります。
代表作である「スターメイカー」が文庫で読める日が来ようとは。
今の中学生が1937年のSF作品を手に取る可能性は低いでしょうけど、とにかく書店に並ぶと言うことは嬉しいことです。