前回記事はもう1ヶ月前かー。
30年以上前に読んだ本を紹介して終わりってのもなんなので、更に「人に伝える」ための文章の書き方、その技術に特化した本を紹介。
この本は、論文やレポートを書く技術を伝えるだけの、無味乾燥な内容かと思うと全然違います。読み手を飽きさせず、ステップアップを楽しめるようにした工夫が随所に見られるという意味で、これ自体が「読みやすさ」と「伝わりやすさ」の見本になっているという、素敵な本です。
視覚支援に取り組んでいる人は、第1課「具体的に伝える(1)」で早速心を掴まれるでしょう。
新稲さんは歌人でもあります。
歌は「書いてあること」をきっかけに、読み手が想像力を働かせて「書かれていない」ことへイメージを飛躍させるものでしょう。良い歌とはその跳躍を助けてくれる力が強い物を言うのではないでしょうか。
この本にはそんな力があるように感じます。
具体的な本なのに、僕の感想は抽象的ですね。
どうぞみなさま、添削してください。