矢吹駆、11年ぶりの帰還(間もなく)

昨日画伯に
「今月、矢吹駆シリーズの新作出るよ」
と伝えたら、
「うおおお、まじかー」
と電脳空間越しにもわかる興奮の返事をいただきました。
同好の士がいるのは嬉しいことです。

笠井潔の「矢吹駆シリーズ」11年目の新作。
第一作「バイバイ、エンジェル」から42年(!)の第7作。

自分がリアルタイムで読み始めたのは第4作の「哲学者の密室」からなので、そこからすでに30年。
このペースで行くと最終作第10巻(連載中・笑)が出るのは、30年後?
間に合うのか。自分もだけど、笠井先生(御年73歳)。

第4作「哲学者の密室」、第5作「オイディプス症候群」と来て、間に外伝的「青銅の悲劇」を挟み、
第6作「吸血鬼と精神分析」見事に全巻自立する分厚さ。殴るとどれもかなり痛い。
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