年末恒例、ドロップレット・プロジェクト今年1年の振り返りです。
毎年どんどん活動が充実してきて、えらい事になってきてます。
今年はある意味そのピークです。
1月
まずは新年早々「DropKit」のクラウドファンディングの開始。
これが最初にして最大のニュースですね。クラファン4日目で目標額を達成し、みなさんがドロップレット・プロジェクトを信頼してくださっていることを、ひしひしと実感できました。
2月
ニュースはいくらでもありますが、DropTapの無償提供数がついに70万本を越えたのが2月でした。
DropNewsの初年度のまとめも近づき、坂井聡先生のオンライン講座は一瞬で満席でした。
3月
DropKitのクラファンが目標額の2倍を達成し、無事終了しました。
DropNewsのイベント・矢島悟先生の講演会も大盛況。
そして成果報告書も多くのみなさんから実践事例を提供いただき、無事完成しました。
4月
2年目をどうやって運営していこうか悩みに悩んだ結果、DropNewsのクラウドファンディングを開始したのが4月でした。DropKitも忙しいのに、よくもまあ。でもこれがドロプロ平常運転です。
5月
そしてDropNewsのクラファンも無事、目標額のほぼ2倍(199パーセントでした・笑)で達成。
6月
代表の本業の方の話ですが、長野県特別支援教育ICT活用推進担当者会の研究が本格的に動き出しました。この6月だけで
「先進的な機器活用研究」の指導者として新潟大学の山口先生、
「重度重複障害児のコミュニケーション研究」に東大先端研の中邑先生・赤松先生、
のお三方に研修会をしていただくという、贅沢なスタートを切りました。
僭越ではありますが、自分が研究計画を立案したからできた事は事実だと思う、講師の充実ぶり。
長野県に戻ってきた甲斐があったと思っています。
そしてもう一つ。
この月から県主催の行動支援研修会の準備が始まりました。これも長野県が変わっていくための重要な施策。
またブログにはほとんど書きませんでしたが、代表は2023年度のADEに選出していただき、6月末はオーストラリアに行ってました。
7月〜9月
夏の初めはとにかく研修会講師、講師、講師の連続でした。
そして行動支援研修会がスタート。第1回目の大成功の感激は今でも新鮮に記憶に残っています。
8月は更に7月以上の研修の嵐。
そんな中、8月31日にDropTap Ver.3がリリース。
超絶高機能化で、多くの人の度肝を抜きました。特に佐賀方面の動きは素早く、早速にオンライン研修会か行われました。
そして9月も引き続き研修の連続でした。
今読み直すと去年もこの時期はほとんど同じですね。
10月
これも本職の話ではありますが、長野県教育委員会が「ICT・ATリソースセンター」を設置・開所しました。各種新聞やNHKのニュースとして取り上げていただきました。
教育委員会が設置者となって、単なる支援機器展示コーナーではなく、電話やメールでの問い合わせが可能な体制と人員と展示場所を確保してのリソースセンターというのは、おそらく日本初。
おかげさまで各方面からの相談や見学・視察の依頼は次々入っています。
11月
ICT・ATリソースセンターの取材を通して、代表の他の活動に興味を持ってくださった記者さんが何人かおられました。
恥ずかしいのでブログでもSNSでも紹介しませんでしたが、中日新聞では<スポットライト ひと>という記事で個人の活動にフォーカスしていただきました。
またNHKの「おはよう日本」ではDropNewsが全国ニュースとなりました。これまでの活動を認めていただいた感じで、大変ありがたい機会でした。ただ「DropNewsの運営に役立ててくれたまえ」と一億円くれるような富豪は現れず、残念。
そしてついにDropKitが正式リリース。
12月
数年ぶりの対面開催となったATACへの登壇、そこでの視線入力対応版DropTapのデモをはじめとして、忙しいひと月でした。教育DXアドバイザーとしての佐賀訪問、盟友佐々木先生の招聘による明星大での講義、我孫子特支や思斉特支での講師、まだレポできてませんが岩手での講師。各地で頑張る仲間からのお声がけをいただくのは嬉しいものですね。そういう意味からも充実した講師仕事の連続でした。
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みなさんのおかげで、過去最高と言ってよいであろう、充実した活動を行うことができました。
毎年のことですが、今年もまた同じ事を書きます。
「今年の成果は、それ以前に取り組んできたことの結果」です。
昨年同様、今動いている「次の事」はここには一行も書いていません。
後一息の物もあれば、端緒についたばかりの物もありますが、きっとまた来年も「ドロップレット・プロジェクトはこんな事を準備していたのか!」と驚いてもらえると思っています。来年もまた1年、お付き合いいただきますよう、お願いいたします。
それではみなさん、良いお年。