本日発売だとは分かっていたが、土曜日あたりからTwitterなどで入手報告が相次いでいたので、結局3日間本屋に通ってしまった。久里浜駅の某書店はフライングしない。発売日通り、本日入手。
このアンソロジーのテーマで、この顔ぶれは納得。
永井豪や藤子・F・不二雄がないのはなぜ、という声もあるが、どうも利用許諾の関係だったらしい。
どれも傑作だが、やはり圧巻は巻末の星野之宣「残像」だろう。
月面基地で亡くなったかつての妻の遺品に、2億年前の地球の写真が残っていた。その謎を解くために月面に向かう元夫の主人公。
当時これを読んだ時の衝撃は今でも忘れられない。
タイムマシンやタイムリープ的な解決ではない、正攻法の解。
SFでしか描けない美しく悲しい物語だ。
まだ読んだことがない方は、これを読むためだけでも買う価値があると思います。
ちなみにかつての信州カンファで、メンバーそれぞれの好きな漫画を上げる企画で、
星野之宣の初連載「ブルーシティ」をあげた代表ですが。
「全二巻ですかwww」
とbo-yaに笑い物にされた恨みは忘れてません。