笑顔を見逃さないこと

その笑顔は、必ずしも「快」の表現ではないかもしれません。
でも、変化に気づかないよりは、ましです。

「アセスメントをどこから始めたら良いのかわからない。」
「少し快・不快の反応や、反応が返ってきやすい刺激がわかってきた気がするが、次に何をしたら良いかわからない。」
そういった根本的かつ大事な相談に対して、一緒に考えつつ、様々な提案する日々です。
先日の中邑先生と赤松先生の講義が素晴らしかったせいもあってか、ICT推進担当の先生方が
「黙って観るコミュニケーション」の基本的な考えを共有しながら、クラスに介入してくれているのが、頼もしい限りです。
今日も県内養護学校の重度重複学級にお邪魔しました。
ICT担当のE藤先生が、全体をうまく捉えた映像記録を残してくれたおかげで、
授業後の振り返りでは担任の先生と
「ほら、このタイミングで笑っているでしょう?」「本当ですね!」
「この時にも、笑顔がでるでしょう?」「ああ、本当だ!」
的な、絵に描いたような「発見」の共有ができました。
簡単なビデオ撮影だけで、明日からの関わりに根拠と一工夫が生まれることは、先生方の自信にもつながります。

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