12月17日、4年ぶりのリアル開催となったATACに参加しました。
厳密にはコロナ禍は去ったわけではなく、様々な感染症の不安が残る世の中ではあるのですが、それでも対面で話すことができる喜び、実際に同じ場所で語り合う事でしか産まれえない相互作用、遠隔だと到底なし得ない「初めての出会い」等々、本当に刺激に満ちた1日になりました。
まさに祝祭。
この高揚感があるから、また1年がんばろう、と思えるのでしょう。
自分は研究者としては似非のままで、今後も何の変化はないでしょうし、実践者としてもとうにピークを過ぎ、おそらく新しい事生み出すことはもうできないでしょう。
ATACは、岡耕平先生がXに書かれていたように
「主催者からも参加者側からも高いパフォーマンスを期待されてる」
場所ですので、講師として立ち続けることができるとは思っていません。もともとが新しい価値や視点を生み出したり提示できる人間ではないのです。
ですが、登壇者にしろ、参加者にしろ、インクルーシブな社会を実現するための、共感の場であるATACには、今後も気楽に迂闊に参加し続けたいと思っています。
間違ってもあのブドウは酸っぱかろうというかのように距離を置くような、真に「終わった人」にならないように気をつけたいと思いました。
具体的な報告はこれからになりますが、ひとまず、声をかけてくださった方、セッションに来てくださった方、新たに知り合いになってくれた方、そしていつも励ましてくれる長い付き合いの仲間のみなさん、本当にありがとうございました。