10月11日:ICT・ATリソースセンター設立に関する記者会見

昨日は午後から、県庁へ。
県教育委員会の定例会後に教育長会見があり、その中で「ICT・ATリソースセンターの設置」に関わる説明と質疑をする、というお役目です。
県教育長が自ら特別支援教育におけるテクノロジー活用の大切さを説明し、それを推進するためのICT・ATリソースセンターの意義を、記者さんの前で話してくれるわけですから、これを胸熱と言わずしてなんとやら。
IEPが日本に紹介され始めた頃、では個別の支援を成立させるために必要なテクノロジーの提供はどうやっているんだ?という疑問に対して
「アメリカにはリソースルームというのがあってだねえ…」
と、見るからに楽しそうな知育玩具や感覚遊具、そしてそれに混じってスイッチ類やスケジュールボード、VOCAに摩訶不思議な装置の数々が並ぶ写真を見せてもらった時の驚きが今も蘇ります(この感慨は世代的に、杉浦社長かYajic先生くらいしかピンと来ないでしょうね)。
各学校、各地域に小規模でも良いからそういう場所が必ずある、というのが理想と思いますが、それに近いことは長野県では専門性サポートチームの居室で実現しつつあるとは思います。
それらではなかなかサポートしきれない部分を、県内2ヶ所のICT・ATリソースセンターが補っていければ良いな、と思っています。

代表的な機器の幾つかは持っていったんですが、結局「ICT・ATリソースセンター自体を取材させてくれ」という記者さんが多かったので、来週現地取材が入ります。
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