今一歩のれないケン・リュウ 書籍紹介 2021.06.16 うーん。「三体」は大好き。中国SFのアンソロジー「折りたたみ北京」も傑作揃いで楽しめた。テッド・チャンの「あなたの人生の物語」は、オールタイムベスト級の傑作だ。 しかし、大人気のケン・リュウだけはいまいち乗れない。「結縄」は面白かったけど「紙の動物園」は、これSFじゃないよな、そもそも。 というわけで「円弧(アーク)」が日本で映画化されたりして、更にケン・リュウ評価が高まる感じなので、誰にも聞かれていないのに、ケン・リュウの面白さがわからないカミングアウトしておきます。誰得。