今となっては信じられないかもしれませんが、1984年にMac が登場した時、人々に驚きを与えた機能の1つは「Undo」でした。
当時のコンピューターはコマンドを実行すると、それを取り消すと言うことがほぼできませんでした。しかしアップルはMacという新しいコンピューターのOSに「あ、ちょっと間違えた!今のなし!」と言うことができる機能を与えたのです。
その背景にあるのは「人間は必ず間違える」という、正しい認識です。
土曜日に信州ABA研究会がありました。
自分がそこで一番印象的だったのは、しましま君がさらっと
「記録するべき行動を間違えた」と言ったことです。
当初記録していた行動よりも、別の行動をカウントとした方が良かったのだ、という話題の時に出た言葉です。
先頭を走るリーダー的存在、頼られる立場の人が「自分の判断は間違いだった。」と言えること。
実は、そういう姿勢こそが、後に続く人を育てるのではないか、と常々思ってます。
人は必ず間違える。
間違えを認める事ができる人こそ本当の意味で強いのですよね。
Mac OSが誕生から38年過ぎても結局使いやすいOSの代表であるように。
ん?ちょっと違う?しましま君はなんとなくLinuxっぽい?そういう事じゃないよ…。