一昨年、竹書房から「パラドックス・メン」が翻訳された時、SF界が騒然となった。
およそ70年前に書かれた、幻の大傑作が突然日本語で読めるようになったのだ。
まさに大事件。
その偉業を成し遂げたのは、SF出版の老舗である早川でも創元でもなく、竹書房。
その竹書房がまたもやってくれた。
なんと38年前の幻の作品「No enemy but time」を邦訳してくれたのだ。
「幻の」と言って大騒ぎするのは、SFファンの中でもごく一部。
そして、そんな自分を含むごく一部のSFファンは、この作品を「時だけが敵」という題で記憶していたはずだ。
なぜか? 日本で興味を持つ2人くらいのために…続く。
コメント
[…] 「続く」と書いたので、画伯からは「音楽ネタに匹敵する読まれなさ加減」とまで言われている、SFネタをしつこく。 […]