前々回のネタにお付き合いくださった方、ありがとうございます。
SNSでのコメントやメッセージでご回答くださった方が数名。
いや、みなさんこんな与太話に付き合ってくださって申し訳ない。
5月6日の記事
は、流浪のSTことYM嬢が大正解。
一本の記事の中で、ドロップレット・プロジェクトのデザイナー竹内さんの呼び方を全て変えていること。
竹内さん、竹内先生、竹内嬢、竹内画伯と都合4種。
こういうのは、普通に読んでいたら気づかないように織り込むのがポイントなので、一瞬で正答が来たと言うことは、YM嬢が日頃どれだけ丁寧に記事を読んでるかがわかりますね。
もう長野に引越した方がいいと思うぞ、YM嬢。
5月19日の記事
こちらは正答多数。しかもなぜかみんなおっさん(失礼)。
そんな中でも回答自体にひねりを加えてきた、気鋭の研究者・某大学のTY氏や、
同じくがっちりひねって来た、SFファンダムの大先輩TT氏には、「語り」への意識の高さを感じました。
答えは、読点なしでどれだけ違和感なく読めるかの実験。
まず、3つのパラグラフを、わざと同じ程度の長さ(ブログで4行)に調整しています。
第一パラグラフは、通常の読点の入れ方で、普通に読めるはずです。各文章を、順に前の文章のⅠ.5倍程度に徐々に長くしています。
第二パラグラフで、一気に4行全部で一文にしています。ただし、括弧を使ったり「→」を入れたりして、おそらくそれほど「長すぎる文章による違和感」を感じないように工夫したつもりです。
そして第三パラグラフで、同じ一文でも「悪文の見本」のような語りにしてみました。意味が通じるギリギリに調整したつもりですが、ここでものすごく「気持ち悪く」なった人も多いのではないでしょうか。
その6で引用した早川義夫氏の文章がいかに「詩人」の文章であるか、改めて思い知らされるような気がします。