きらめく銀河に父の名呼べば

有名人の訃報に触れることは、旧サイトの頃から、そんなにはない当ブログ。
2011年の8月に小松左京先生、11月にジョブズと、書かずにいられない「巨星墜つ」が続いたことはあったけど、それ以外はあまり書かないようにしてきました。
その理由はいろいろあるけど、一言で言えば「自分が語る資格はない」に尽きます。

しかし、今日の小林亜星先生の訃報はさすがに、ちょっと…。
先生はご高齢なので、正直ここ数年はこの日を覚悟していて、定期的に先生の動向チェックしていたくらいです。こういう言い方は問題かもしれないけど、まだお元気かな、まだ大丈夫かな、的なチェックです。

なぜそんなに、と思われるかもしれませんね。
SNSで時々書いているように、代表は「ボルテスV」の主題歌が人生のオールタイムベストソングの一つなんですが、次に好きなアニメソングは、2位が「宇宙の騎士テッカマン」。3位が「ブロッカー軍団Ⅳマシーンブラスター」なんですよ(もう読むのやめた人、離脱した人、多数の予感・笑)。
これが全部、小林亜星氏の作曲と知った時の衝撃。
絶妙な泣きのメロディー、正直軍歌ギリギリ。
今での言うところの「超エモい」メロディーを作るのが、小林亜星先生。

世間的には「ガッチャマン」だったり「この木なんの木」だったり「北の宿から」だったりするでしょう。でも、そこまでメジャーではない仕事の中にも、確実に人を勇気づける仕事があることが、真の巨匠の証でしょうね。

先生が彩ってくださった昭和の子の一人として、心からご冥福をお祈りします。

https://youtu.be/e5EXCmVXLnw
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