さようなら国立特別支援教育総合研究所

本日2022年3月31日、3年間勤めた国立特別支援教育総合研究所を退職しました。
元々3年任期の研究員だったので、この日が来ることは予定されていたことでした。
コロナの影響で思ったような所謂「研究者生活」は送れませんでしたが、それはそれで多々得難い経験をもたらしてくれた3年間でした。
GIGAスクール構想下では、オフィシャルに書けない仕事が直接M省から回ってきたりもしました。それを書けないのが残念ですが、少なくとも国の教育の危機において、少しは自分の専門性を活かしてお役に立てたのではないかと、自負しています。

それもあってか、研究所からは光栄なことに任期延長を打診していただいていました。
正直それもいいかなと思った時期もありました。しかし、幸い長野県で想像以上に面白い仕事をやらせていただけることになったので、やはり長野に戻る道を選ぶことにしました。

また、そんな久里浜か長野かと考えていた期間中に、他の選択肢を持ちかけてくださる方が複数おられて、それも大変光栄なことでした。幸いその道はもう少し先でも良いので、ひとまず数年は長野県の役に立てるよう、思い切り仕事をしたいと思っています。

Think globally, act locally
などという、かっこいい言葉もありますが、元々自分は長野県の仲間と小さな規模感で活動することが似合っていて、それがドロップレット・プロジェクトや信州カンファのような、ある程度普遍性と全国的な影響力を持った活動につながるという経験をして来ました。
これからもまずは地元の充実、それが何かの形で全国の方々の役に立つような、そんな仕事の仕方をしていきたいと思っています。

そんなわけでひとまずさようなら、国立特別支援教育総合研究所と野比海岸。

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