ちょっと前にFacebookで「ベストSFでも上げてみるかー」的なことを書きました。
が、真面目に考えると難しい。
分かりやすさと、SF特有の驚きのバランスが取れている作品は、今の目で見ると古く感じる可能性が高い。
なぜかというと、日本人は基本的にSF好きなんですよ。
だから「SFの定番ネタ」は、結構ドラマやマンガで模倣されて消費されてるんですよね。
そこで「すごく面白いのに、模倣のしようがなかったらしい」作品を紹介。
ジェイムズ・ホワイト『生存の図式』(早川書房)
1983年に翻訳された時点ですでに「幻の作品がついに翻訳」と話題になった。
が、その後なぜか文庫化もされず、すでに40年弱。
古書価もジリジリあがっているので、入手は結構困難。
大きい図書館の閉架とかにあると思うので、よかったらぜひ。