書籍紹介

画伯の新連載開始!『特別支援学校の「保健室」発!特別なニーズのある子を学校全体で支えよう』

ついにこの日がやってきました!ドロップレット・プロジェクトを支えるイラストレーター・竹内さんが、ついに本職の「養護教諭」の立場・視点からの原稿を書いてくれました。いつもお世話になっている「実践 みんなの特別支援教育」10月号から連載開始です! いやあ、感慨深い。 画伯のイラストレーターとしての力量は、みなさんに十分に知っていただ...
書籍紹介

ジェイムズ・ホワイト「生存の図式」

ちょっと前にFacebookで「ベストSFでも上げてみるかー」的なことを書きました。が、真面目に考えると難しい。分かりやすさと、SF特有の驚きのバランスが取れている作品は、今の目で見ると古く感じる可能性が高い。なぜかというと、日本人は基本的にSF好きなんですよ。だから「SFの定番ネタ」は、結構ドラマやマンガで模倣されて消費されてるんですよね。 そこで...
未分類

ログ機能雑感(本当にどうでも良いつぶやき)

先日行われた日本行動分析学会の年次大会で、シンポ「行動記録と情報共有システムの利点と課題」を聴講して、色々考えさせられました。 自分はドロップトーク(オリジナル)に、ログ機能を提案して実装した時点である程度満足していたところがあったので、その後その「手段」についてじっくり考えるってことは(まあ、今の職場の諸々あって)、なかった。 でも、ドロップ...
イベント

満員御礼無事終了:「特別支援iPad活用法」販促イベント

9月11日(土)、以前紹介したイベントに登壇しました。ご参加くださった方々。ありがとうございました。 自分の持ち時間15分をきっちり守って話をした後、そのまま一切休憩なしに、すぐに1時間の鼎談の司会の口火を切る、というのが結構ハードで息が切れましたね。 参加者アンケートの結果を楽しみに待つことにします。
活動報告

授業研究会の夕暮れ

金曜日は、お隣の学校にお招きいただき、研究授業というか、研究協議会というか、事例研というか。 昨年度から関わらせていただいているお子さんの事例について、先生方と検討しました。 担任3人のうち2人が入れ替わったので、初めましての会でもあり。新しい先生たちもとても良い人たちで、参加される先生もざっくばらんに、いい意味で遠慮なく前向きな意見を出されて...
活動報告

「数の教え方」にまつわるアレコレ

国立特別支援教育総合研究所では、今週から第二期専門研修というのが始まっています。これは知的障害教育の専門研修で、全国から70名以上の先生方がオンラインでつないで共に学んでいます。 自分は今日、午前中の3時間「特別支援教育におけるAT、ICTの活用」という講義を担当しました。 第一期の時にもこの講義の中で、数の理解が定着していない子の支援方法につ...
イベント

「東海特別支援教カンファレンス2021」

2021年の2月と3月に、木塚先生のお招きで開催した「障害の重い子のコミュニケーション支援」 その時の話をベースに、より丁寧にじっくりお話します。よかったらどうぞ。 申し込みはこちら
その他

質問はメールで

最近は研修会で最後に「今日の話でわからない事があったり、どうしても相談したい事があったら、遠慮なくメールを。可能な限り返事をする」と、アドレスを出すことが増えています。 今まではそう言っても、滅多にメールが来ることはありませんでした。しかし、今年は遠隔が当たり前になったせいか、結構メールがきます。遠隔での相談や研修が当たり前になってきたからですね。参...
書籍紹介

「いじめ防止の3R」

予約していた、噂の本が届きました。奥田健次先生の監訳書です。今ちょっと立て込んでいるので、読めるのは週末か、来週か。いじめも行動上の問題も、やはり「予防」の視点なくして解決なし、と思うことしきり。
活動報告

信州ABA研究会:サマースクール・オンラインの検討2回目

9月5日(日)先週に引き続いて「ABAサマースクール」のオンライン実施について、検討会を行いました。講義・演習のユニットごとに、分担者が実際のオンライン実施を想定しながら説明し、課題や解決方法をみんなで出し合う、というもの。 前回同様、進めていくうちに、これはなんとかなりそうだぞ、という手応えが出てきました。 それにしても各自が本当に忙しい身。...
イベント

『知的障害のある子への「プログラミング教育」にチャレンジ! 』著者開催セミナーにゲスト参加させていただきました。

先日紹介させていただいたこちらの本の発売記念のイベントに、ゲストとして参加させていただきました。 まず著者の一人である水内豊和先生から、出版意図や知的障害のある子への「プログラミング教育」についての提言。そして山崎智仁先生からは具体的な実践事例と、それだけでもかなりお得なイベントだったと思います。後半はゲストとして、宇都宮大学の齋藤大地先生が花を、私...
活動報告

iPad活用研修:2日間無事終了

昨日の写真と間違い探しみたいですね。 今日は本当にシンプルな機材だけで、iPadでの教材作りの演習をやりました。特に大きなトラブルはなく、スムーズにできたと思います。ZOOMの画面共有で、Mac上で再生するスライドと、iPadの実際の操作画面を切り替えるのをもっとスムーズにシームレスにできればいいんですが、その辺を突き詰めるのが億劫なので、バタ臭く普...
活動報告

iPad活用研修:1日目終了

昨日書いた通り、今日は長野県総合教育センター主催のiPad活用研修でした。この研修会のルーツは、元々は杉浦社長と一緒にやった、VOCA製作&活用講座に遡ります。午前中にコトダマを作って、午後にそれらを使ってコミュニケーション支援の演習をしよう、というもの。知る人ぞ知る「VOCA演習」は、ここでブラッシュアップされて行きました。 そんな、ある意味歴史あ...
イベント

珍しくアプリ紹介「Make it」:あの「おじさん顔」アプリが、ちょっとおしゃれで高機能で使いやすくなっていた

今日から9月ですね。夏の研修の峠を越えたのも早々に、明日から2日連続で長野県の教育センターでiPadの活用研修です。この研修会は毎年恒例で、元々は長野に帰ってリアル研修会のはずだったんですが、現在の状況では無理ということで、初の遠隔実施になりました(昨年はギリギリ、リアル実施できたんですけど...)。 GIGAスクール端末としてのiPadを使うとはい...
イベント

『知的障害のある子への「プログラミング教育」にチャレンジ!』

「新時代を生きる力を育む知的発達障害のある子のプログラミング教育実践」は知的障害のある子をもターゲットにした「プログラミング」本として、非常に話題になりました。これを参考に実践に取り組んでいる、という現場も多いと思います。 その編著者である水内豊和先生と、著者の一人である山崎智仁先生が「知的障害のある子への「プログラミング教育」にチャレンジ!」という...
その他

再々掲載:スイッチ・インターフェイス(個人向け)の販売について

対面販売は相変わらずできない中、法人向けを中心に少しずつ売れております。とは言え、まだまだ大量に在庫がありますので、久々に告知です。 以下、個人向けの販売です(法人の方はこちら) 製品名:有線スイッチインターフェイスDropTalk、Voice4u、トーキングエイド +など、主要な外部スイッチ対応機器・アプリで使える、スイッチインターフェースで...
書籍紹介

3Dプリンターは教材作成工房になりうるか・その4「タッパーは嫌だ。綺麗なケースに入れたい」

月刊Interfaceの10月号がバカ売れ中です(アマゾンでもカテゴリ1位)。Twitterで自分がフォローしている方界隈では「買っていない人がいない」と言われるくらいの状況。当然自分も買いました。山口勇二氏の記事が本当にわかりやすくまとまっていて、読みやすい。なんとなく経験で知っていたことを含めた雑多な知識が整理されていて、とても参考になりました。 ...
活動報告

ABAサマースクール・オンラインの検討を、オンラインでやりました

信州ABA研究会は、2019年まで毎年「ABAサマースクール」を行っていました。昨年はコロナで中止になりましたが、今年はオンラインでの実施の検討しています。"サマー"スクールではなくなってしまいますが、秋の実施に向けて今日は1回目の検討会でした。 机上で考えていた時は、正直難しそうだなあ、と思っていました。が、オンラインで検討してみると「じゃあ、ちょ...
活動報告

夏の研修、ひとまずゴール

先日書いた通り、8月末の研修会講師は、鹿児島、兵庫、特殊教育学会プレカンファレンス、広島、と続き、今日の静岡で無事ゴールとなりました。どちらの会でも関係者の皆様に親切に接していただき、自分にとっても良い学びの機会になりました。 この夏は16件の研修会に加えて、研究所の業務で二つのイベント(協議会とセミナー)の主催をしたり、10月のセミナーの講義動画の...
書籍紹介

「肢体不自由教育」251号の論説を執筆しました。

「肢体不自由教育」の最新号、「ICT活用の最前線」に寄稿しました。論説は2本あって、自分が「ICT機器を活用した授業作り」、杉浦社長が「肢体不自由教育におけるICT活用で大事にしたいこと 〜ICT活用の最前線はどこにある?〜」を書いてます。 実践報告では、編集部からの依頼を受け、矢島悟先生と鈴木章裕先生をご推薦させていただき、良い原稿が集まったと喜ん...
その他

星屑と覚醒

The Starlets解散後、長い沈黙を経てビフ・スミスはA New Internationalを名乗り、活動を再開した。ゴシック趣味で彩られた曲は、往年のThe Starletsの胸を締め付けらるような美メロは封印されていたが、佳曲揃いで「これはこれで」という感じだった。 しかしシングル曲の「Drunk is a holiday」辺りから明らかに...
未分類

日本カシオトーン化計画

...を提言する。ちなみにヤマハポータトーンでも可。 日本の小学校における音楽教育は、リコーダー と鍵盤ハーモニカを廃し、カシオトーンのような、スピーカー内蔵のミニキーボードに置き換えるべきではないかと思います。 いわゆる音楽のプロの中にが、リコーダー を「演奏が簡単」な楽器だと、本気で信じ込んでいる人がかなりいるようですが、いろいろな代替手段...
イベント

告知:オンラインセミナー「はじめての特別支援iPad活用法」

小学校教諭の内田義人さんが書かれた「今日から使える!特別支援iPad活用法: 見える・わかる・できる・使える111のアイデア」という書籍の監修をさせていただきました。発売記念のオンラインイベントが行われるということで、自分も登壇します。 書籍代金込みのチケットもあるというのが、出版社主催らしくて面白いですね。 申し込みはこちら
イベント

数値海岸の波打ち際

今日は特殊教育学会のプレカンファレンスでした。 夏のビーチをイメージした楽しい仮想空間、僕は勝手に「数値海岸」と呼んでいたんですが、100人以上の参加者が集まって、大盛況でした。砂浜を動き回る丸いアバターが、蟹のように見えて(失礼)、なんとも可愛らしい雰囲気でした。 自分の発表の出来はともかく、尊敬する、井上・齋藤両氏と、改めて支援に関する考え...
イベント

日本行動分析学会の「Remoに慣れよう」企画に参加してみた

学会がリアル集合できなくなって2年目。明日登壇させていただく、特殊教育学会のプレカンファもそうですけど、なんとかリアル学会の「ホールで雑談感」「階段の踊り場で懐かしい人に会って話し込む感」「昔ポスター発表を真剣に聞いてくれた大先生に、お礼の言葉を!感」といった諸々の「学会ならでは感」を再現しようと、いろいろと工夫してくれて、楽しいですね。運営の先生方(みな...
その他

コステロと夏

何度も書いているような気がしますが、僕はお洒落な大人の音楽みたいになってしまったコステロは好きではありません(買ってるけどね)。自分にとってはインペリアル・ベッドルーム(1982)パンチ・ザ・クロック(1983)グッバイ・クルエル・ワールド(1984)の3連発が、そのままベスト3です。この時代、コステロ(に限らず、多くのアーティストら)が毎年アルバムをリリ...
活動報告

8月の研修後半

前回の報告の後、毎年恒例になっている「戸山サンライズ」さんでの研修を担当させていただきました。ワクチン2回目の服反応で高熱が出た直後でしたが、なんとか乗り切りました。心配してくださったみなさん、本当にありがとうございました。その後、お盆休みを挟んで、いよいよ今週から最後の山を登り始めました。 一件、某教育センターでの研修が中止になり、今日の富山大学人...
未分類

3Dプリンターは教材作成工房になりうるか・その3「3Dプリンターはデモテープ作りに似ている(ような気がする)」

前回の記事に、杉浦社長から「プロトタイプづくりのもの、ということですかね。」というコメントが入り、それに対して自分は「プロトタイプと本チャンの境目は限りなく曖昧」と返事をしたんですが、これってなんとなくバンドのデモテープ作りに似ているな、と思いました。 ここで音楽の話にしてしまうと、またも読者が光の速度で離れていくんでしょうが。 昔は「曲を作る...
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3Dプリンターは教材作成工房になりうるか・その2「3Dプリンターに対するよくある誤解」

3Dプリンターによくある誤解の1つは「ものすごく正確な物が作れる」というものだと思う。とてつもなく高価な機種であればともかく、数万から数十万程度の機種でそれを求めるのは間違いだと言っていいだろう。 ダヴィンチ程度の機種であれば、ざっくり1ミリ以下の精度には期待しないほうが良い、という感じだ(この辺の記事に詳しいです)。また、そもそも一般的なFDM方式...
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3Dプリンターは教材作成工房になりうるか

ここ最近はぱったりと、FaceBookにもブログにも、3Dプリンターの事は書かなくなりました。それは何故かというと、飽きたからではなくその真逆で、メインの研究の一つになってしまって、何か書くと仕事に直結しすぎるからです。 そんなわけで、時間がある時、もしくは今日のように忙しすぎて(本当は夏季休暇のはずなのにすでに9時間以上机に向かって)ボーッとしてき...
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